『economic animal(エコノミック・アニマル)』
『workaholic(ワーカホリック)』
外国の人たちが持っている、日本人のイメージはどうもいけてない。
こんなジョークがあります。
ジョークを半分まで聞いて笑い出すのがフランス人、
普通に笑うのがイギリス人、
一晩じっくり考えて翌朝プッと笑うのがドイツ人、
そのジョーク古いよ!もっと新しいの知ってるよ!と自慢するのがアメリカ人、
その場ではニコニコ笑ってるけど、全然分かってないのが日本人
つまり、日本人は笑いのセンスもユーモアの感覚も持ち合わせていない、つまらない国民だと世界中の人から思われているのです。だけど…
『ちょっと待ってくださいよ~!』
僕ら日本人って、面白くないですか? 面白いでしょ!!!
テレビをつけたらお笑い芸人さんもたくさん出てるし、クラスでも必ず一人や二人、オモロイ子がいました。大阪のおばちゃんは居てるだけでも面白いし、歴史的に見ても平安時代の宇治大納言が落語の祖なんて言われてるし、日本には落語・狂言・万歳・喜劇など、色んなスタイルの、色んなパターンの、色んなバリエーションを持つ笑いの芸能があります。
日本人って奥ゆかしいから、大人しいから、英語が出来ないから、つまらなそうに見えるけど、実はめちゃめちゃ面白い!
何より、
落語っていう400年の歴史を持つ、世界に唯一のスタイルの、すごい笑いの芸能があるんだよ!
ってことを何とか、
世界の人たちに知らしめたい!
世界の人たちを笑わせたい!
日本人のイメージを変えたい!
そんな熱い思いで始めたのが英語落語です。
1998年のアメリカ公演以来、24カ国105都市(2017年現在)で300を越える公演を成功させ、世界へ『RAKUGO』の笑いを伝えるために奮闘して来ました!
英語落語 海外公演のご紹介 >
このページでは私、桂かい枝の英語落語に対する思いを熱く、熱く語らせてもらいます!
海外公演の他にも、国内で行われる国際イベントにも数多く出演し、海外からいらっしゃるお客様に『日本独自の笑いの文化』を伝えています。
英語落語 国内公演のご紹介 >
・英語で笑える喜びを知ってもらいたい!英語落語学校公演
英語で笑える喜びと、英語を学ぶ楽しさを知ってもらおうと、全国各地で英語落語学校公演も行っています。これまでに120校以上の大学・高校・中学校で公演を行い、大好評をいただいております。
英語落語 学校公演のご紹介 >
英語落語の普及にも積極的に取り組んでいます。東京・大阪で英語落語教室を開き、そこから多くの外国人英語落語家、英語落語愛好者も生まれています。
英語落語家 プロフィール >
笑いには『ジョーク』系の笑いと、『ストーリー』系の笑いがあると言われています。
『ジョーク』系は漫談、漫才など、ギャグの笑いですね。
共通の知識、認識、文化が無ければ笑えないことが多いのです。
アメリカのスタンダップコメディーを見て、例え英語が分かっても、僕ら日本人が笑えないのは、共通の知識・認識が無いからです。
あるクラスでは面白い男の子が、他のクラスから見たら、そんなに面白くないっていう場合もこれです。共通の認識が無いからです。
一方、ストーリー系の笑いは違います。
『こんな出来事があって、こんな人が、こんな失敗をした』という、例えば人の失敗談などですね。ストーリーがある笑いです。
文化とか、知識は関係ないんです。人間そのものの持つ可笑しさ、面白味なんです。
落語は当然こちらの笑いです。
落語は人間の本質を題材に笑いを招く芸です。
落語の舞台は普通の人々の普通の日常生活。落語の中に出てくる登場人物たちは世界中どこにでも身近にいるような人たちばかりなんです。
『ケチな人』『スケベな人』『ちょっと抜けた人』… 落語に出てくるこんな人物はどこの国にでもいるんです。
『落語が表現する笑い=人間が持っているおかしみ』は国境や文化を越えて、共通なんです。
まさに『笑いは世界の共通語』です。
・世界唯一のスタイルを持つ芸能!それが落語だ!
世界中には色んなスタイルの芸能がありますが、一人の演じ手が座ったまま、すべての役・すべての動きを演じきる形式の芸能は落語以外にはありません。
落語はイマジネーションの芸とも言われます。落語家は座ったまま、身振り手振りで歩いたり、走ったり、時には空を飛んだり、水中に潜ったり、色々な動きを表現します。
扇子・手拭い以外は何もないシンプルな舞台で、落語家は生きた言葉だけを操り、観客の頭の中に、歴史の中の風俗や風物、人々の暮らしを鮮やかに描き出します。
『何もないから、何でも出来る』『何もないから、何でもある』
落語は無限の可能性を秘めた芸なのです。
『子供達に聞かせたいけど、英語が分かるか心配…』
『ヒヤリングが苦手なので笑えるか不安です。』
そんなお声をよく耳にしますが、心配はご無用です。
英語落語の舞台は普通の人たちの普通の日常生活。
英語落語の中の英会話も日常会話が中心です。
落語はイマジネーションの芸ですから、多少文法や単語が分からなくても大丈夫。
表情や扇子・手拭いを使ったしぐさを見るだけで、分からない単語も想像がつきます。
実際のコミュニケーションでも役立つ、分からない単語を予想する力を養う訓練にもなります。
また、普段はなかなか触れることの出来ない、落語家による『生の舞台』を体感することが出来ます。
自国の文化の素晴らしさを改めて知る、またとない機会になります。
英語で『聴いて笑える』『見て笑える』
中学校1年生程度の英語力があれば十分楽しめます。
英語で大笑いした後は、英語コンプレックスなんて、すっかりどこかへ行ってしまうでしょう!